どうか今は笑ってくれないか

なるようになるって!

ももクロ5thアルバム『MOMOIRO CLOVER Z』にボッコボコに殴られた話

勝手にしやがる!

 

お久しぶりの方も初めましての方もいらっしゃると思いますがどうも、夏です。

以前「天国のでたらめ」という楽曲のあまりの最高さに思わず筆を取ったわけですが。

例の如くイマジナリーフレンド、略してイマフレ経由で、ももクロさんの5thアルバム『MOMOIRO CLOVER Z』と、かつ限定配信であるat東京キネマ倶楽部のライブを視聴し、ボッコボコに殴られまくったんで、やっぱり感想を綴ります。オタクそうして生きてきた。新陳代謝

 

まず最初に言っておきたいのが、ももクロさんの福利厚生が行き届きすぎて度肝を抜きました。

10周年・5枚目のアルバムという記念すべき年ということで、イマフレ抜きにしておめでとう!と思っていた頃。ある日彼女たちの公式サイトを拝見し、衝撃を受けました。

全部フルで見れる…だと…?

ちょっと意味が分かりませんでした。えっそういうのって30秒とかそれぐらいで公開するモンじゃないの…?長くてもAメロからサビまでとかじゃないの…?全部って何…?し、しかも全部映像ついてる…!

恐れ戦きながらも、全部視聴しました。本当に本当に激ヤバコンテンツだった。時間泥棒にもほどがある。さながら私はクラリスだった(クラリスに謝れ)。毎度ありがとうございます本当に最高。

 

東京キネマ倶楽部でのライブ演出があまりに最高だったので、今回はこちらを主体にして綴ることにする。

 

不穏な声と不穏な世界観から、高らかな宣誓と共に幕が上がったライブ。ド派手なメイクと豪奢なドレスを纏った強いオネーサマのスカートから現れるももクロさんたち。もうこの時点でハイこの世界最高ありがとうおめでとうという感じでした。

そもそも「あ、これ絶対最高のアルバムだ」と確信できるのが一曲目という点において最高なわけなんですけど。

それではこれから長々語っていくので、暇人はよかったら付き合ってね。すべては私の解釈なので苦手なら去ってくれ。

 

1曲目のロードショーは、このアルバムのコンセプトをすべて説明してくれているだけでなく、ももクロさんの歴史を祝福しているようでいて、その実彼女たちアイドルももいろクローバーZのあり方を堂々と歌っているという、なんかもう全部乗せみたいな最高の歌。

「予期せぬことが起こる可能性もございます その際はぜひお楽しみください」

ももクロさんのライブの特徴(外の私的に)である、何が起こるかわからないけれどもそれを楽しみにしていてね、という注意文句を装った誘いに思わず笑みが浮かびました。

「これから皆様はこのShowの一部になります この出逢いに深く感謝申し上げて開幕!」

最高か?(最高か??)え~~~~~めっちゃすき…。

舞台は観客と共に創りあげるもの、とよく言いはするけれど、一部っていう言葉の選び方があまりに好き。こんなに簡潔に一体感を作り上げる歌詞 is 何?最高。開幕!のとこの百田さんはやはり世界を抱いている。

「はじまれ!ここは自分に還る場所」ってもうヤバくない!?分かる!!(?)

始まりと還るというある種矛盾したワードをここまで成立させれていることもすごいし、Showの場を自分に還る場所、とアイドルが歌っているそれがもう…私の語彙力ではエモいとしか言えない…くやしい…エモい…。

「現実なんて裏切って 夢の手を引いて走り出せ」ってすごいですね。追いかけるんじゃなくて、ももクロさんたちにとっては夢すら追い越してるんだな。いつだって自分たちがしあわせの世界に導くつよさをあんなに可愛らしく凛々しく歌い上げるんですか…すきですね…。

これはイマフレにも話したんですけど、大人たちは兎角ももクロさんたちに激重歌詞を歌わせるのが好きだなって思います。何?「生まれた以上生きねばならぬ」って。急に激重発露されすぎてびっくりしちゃった。本質と言われればそれまでなんだけれども、それにしても急に直球で来るから…好きだけども。

「不可能だって可能になりそう」はそれこそももクロさんらしさ!という感じで大好きなんですが、その後の「飛び込め! おたがい虜になって 目に映るすべてを彩れ」ってハァーーーー!?さいっこうなんですけど!?!?!とバチキレました。

前にも言ったしその際友人たちも口をそろえて言っていたけれど、ももクロさんの現場は愛の循環がすごいなあと本当に思っていて。差し伸べた手を握り返されるというのは言葉よりずっと難しくて、言葉以上に歓喜がある。「おたがい虜になって」はそれぐらいのパワーがあった。

ほんとロードショーだけでもう既に長くなってしまう予感がすごいので強制終了を己にかけますが、本当にオープニングとしてすばらしい一曲でした。

あっあと演出がマッジでやばかったですねアレ!!それぞれのスタンドを生で見た気分というか、こう、もうとにかく強かった。百田さんが世界抱いてたとしかいいようがないし、しおりちゃんは爆イケが過ぎたし、れにちゃんはもう美しいのに可愛いとかいう暴力だったし、あーりんちゃんがあの…すき…アイドル…ってなりました。スタンドは美しくて強い。

 

そんなこんなで続いての曲、The Diamond Fourなんですけど、チョ~~~~かっこよくないですか?何度も何度も言っている気がするけど、やっぱりももクロさんは戦闘力高い物言いが様になる。「ついてこい! まだ物足りない!」というキラーフレーズに拳突き上げないオタクがこの世にいるのか?私はハングリー精神を爆裂アイドルスマイルで歌い上げるひとたちが本当に大好きです。

これに関して言うと、私はあーりんちゃんの「羅針盤上は波乱万丈でも満場一致で埋める伽藍堂」が歌詞としても好きで、その表現の仕方がぐうの音も出ないほどすきです。なにあの荒々しい感じと並行するビューティ。かっこいい…と蕩けたことしか私には言えない。めちゃすきです。

あとやはりここでも大人たちはももクロさんに激重を乗せる業が発揮されてますけど、

「人は皆そうwicked monster どうしたって止められない!」のとこ、私は英語に疎いのでググったら「邪悪な」とかいう意味合いがあるので、最初は邪悪な化け物って意味か…重い…って思ってたんだけど、よくよく調べたらスラングで「最高!」とか「すげえ!」とかいう意味もあるそうで。

これは深読み面倒オタクとして興奮するポイントではありましたが、そういう表現を持ってきておいてからの「洗いざらいに Show the light!太陽みたいに!」っていう強烈な「陽」に充てられて邪なあれがすべて浄化されました。ももクロさんは太陽、いいね?

「マルっと笑って誓っちゃおう!」のトコ、本当にいいなあと思います。誓う、という真摯で重たいそれを、歌詞どおり最高の笑顔を浮かべて歌うんだから。ももクロさんの笑顔がダイヤモンドだからこそ、こちらも同じくらい笑えるんだなあと思いました。

 

GODSPEEDはとにかくキラキラしていて、流れた汗も流した涙もあの日の希望も絶望も、今感じている痛みでさえ抱えて走る、そんなしなやかな強さが眩しい曲だなと思います。

「静寂を乱して踏み出す瞬間の ふわりと浮かぶ感じが好き」という歌詞がすごく好き。一見抽象的に見えるんだけど、でもすごく分かるなあと感じる一文で、またそれをさっき「宇宙1うるさい注意!注意!」って歌ってた人たちが歌うからなおさらにグッとくるんですよね。ライブ栄えもすごいするし、セトリに入ってたら嬉しい楽曲だと個人的に思った。

 

あんた飛ばしすぎ‼に関してはもう何も言うことはないっていうか、ただ言わせてもらうなら

バット持った瞬間の百田さんの立ち振る舞いがとっても治安悪くて最高とか、

しおりちゃんのポージングがあまりに爆イケで吐き捨てるようなスーパーサブのとこがただただ好きとか、

あーりんちゃんが椅子に座っているところ、頼むから踏んでくれと懇願する人間量産機と化してる罪作りとか思ってたらまさかの腕立て伏せしてる人間に座る演出(でも限りなく空気椅子状態)最高とか、

れにちゃんの手をパンパンパンって鳴らしてるとこあまりに美しき女すぎるし階段上ろうとしてる自身のスタンドをぱしーんとシバくとこもあまりに華麗なる魔女という感じで、つまりだから最高というただそれだけ…。

 

まああの、私の関ジャニ∞さんたちも結構確信犯的にやってるからね、耐性はそれなりにあるんですけどね?それにしてもあんた飛ばしすぎ!!からの魂のたべものはあんまりじゃないです?私の情緒が死んだし、友人の言葉を借りるけれどグッピーだったら100匹は死んでる。温度差で風邪こそ引かないけど卒倒する。そーいうとこツボなのさ…。

魂のたべものを語るにはもう一記事書かねばならないんでちょっと控えるんですけど、まあ分かりやすく生者と死者の境界線があるじゃないですか。絶望の坩堝、死への恐怖、諦め。

そこから、一転するのではなく、ゆっくりと立ち上がって上を見上げれば遠くに光が見える、までを描写するその毅然とした覚悟。打って変わってではなく、立ち上がるまでを描く生々しさと、それこそ生きるものだけに持ちえる強さを魅せる手腕。最後の最後には確かにある希望で終わるという、世界の一致。平伏すしかなかった。

どこまでもオタクなので、こういう、言ってしまえば針の山の頂上にぼろぼろの服を纏って裸足で赤い涙を流しながらそれでも上を見上げるみたいな世界観がどうしようもなく好きなんですよね…オタクだから…そしてそれがまた想像できるももクロさんのふり幅がすごい…私の中のノブが叫びたがっている…

これはアルバムの中でも簡潔がゆえに文字数の少ない歌詞で、だからこそ一層際立つ楽曲だなあと思いました。めちゃくちゃすきです。

 

幕間の、いい意味で作られたワイワイ、という感じがすごくすき。正しくShowの一部だからこそ分かち合える空間で、それを作る製作陣の所業に私はただただ感服するしかない。

 

この後に来るRe:Storyってなんなん?グッピー大量虐殺したいの?私の涙腺はボッコボコですよ勘弁して欲しい…ただでさえRe:Story大好き人間なのに…。

コレに関しては本当に、語ることすらできない。ただ好き。だからキネマ倶楽部の方を主体に少しだけ語ると、「狭い狭い世界だからこそ手を繋ごう」という歌詞と、それを歌う百田さんと、繋ごうの「う」の後の伸びがもう…ただ世界を抱いている…人は皆彼女にいだかれそのゆりかごでたゆたう…(魂のルフランを流せ)

あのこれ、本当に大好きだから何も語れないです。ただただ聴いちゃうし、ただただ泣いちゃう。コレ聴くと涙が出るから気軽に聴けもしない。それぐらい大好きです。大好きだから、これはここで止める。

だからキネマ倶楽部の演出もほとんどない状態なのも400分かるだった。わかる。本当に分かる。あれはそういう曲。そこも含めてとてもすきです。

 

リバイバルは魂のたべものとはまた違った意味でふり幅がでかいな!と感服しました。私の粗末な語彙ではこれを言い表すのが非常に難しいんだけど、率直に言えば「K-POPっぽい!」でした。そしてそれは多分、というか間違いなく計算だというのも分かる。PVを見て一層そう思いました。

私はインストもとても好きで、民族音楽みたいなのも好きで、だから単純にリバイバルの中華的な雰囲気漂うメロディはとてもすきでした。でもだからこそ伝わるんだ、歌詞が激重だってこと…。

正直で出しからなんだけど、サビに「息吹のリバイバル」とか「息吹のリカバリー」とか入れ込んでくるのすごいし、最後に至っては「命のリストレーション」はあまりにもえぐい。命の還元。生きる意義。いや、重い。

重いこと言ってるくせにメロディがポップでノりやすいという罠、諸葛孔明と名付けよう。

 

キネマ倶楽部の構成があまりにすきだったのでそっちメインで書いちゃうんだけど、華麗なる復讐もすっごくよかった!あれだけ強い楽曲の世界観をどう描くんだろうと思ってたらちゃんと沿ってたし、とにかくみんなカッコよかった。しおりちゃんの「お前をぶっ倒してやる」を言われたいオタク全員居酒屋集合な。

怒りに満ち満ちていた復讐者を描きつつの「運命というShow 君が主役」は(復讐者にとって)中々痛烈な皮肉だなあと最初私は思ったんだけど、復讐者が殺したのは自分って回収がされた時「ハーーー!」って声上げたよね。サビで言われっぱなしの男じゃなかったぞベンジェンス。お前の復讐は為された、立派に生きろよ…。

ああいう世界観もまた私は大好きなので、この楽曲はお気に入りのひとつです。

 

MORE WE DO!めっちゃかわいかった。わたあめ良かったね…かわいいね…平和だ…でもやっぱり「夢に犠牲 なんとなくなるのはもういーよー」で「ほらねぇ!!!」ってなりました。手ひどく裏切りやがる。

「誰のために歌うたうの?」って言っといて最後「からだからずっと歌があふれてる それはきっと この先のもっとまぶしい世界を だきしめるよ」になるのずるいにも程がある。汎用したくないんだけど世界抱いてる。オタクはももクロさんに抱かれてるから実質バブちゃんです。五歳です。五歳だから説明できなくてもいいんだ。最高です。バブー。

「つかんだ夢も吐き出して」って中々聞いた事のない歌詞ですよね。だってみんな夢をつかむために走ってる。でも彼女たちは確かに夢をもう掴んでるように見えるわけで、でもだからこそ吐き出す。吐き出してまた進む。夢のまたさらに先、もっとまぶしい世界を抱きしめるために。神話の話ですか?

わたあめを持つ女の子たちを見ている我々こそがバブちゃんだった、そんな曲でした(なんて?)

 

レディ・メイ語らなきゃいけないですか?しんどいオブしんどいみたいなとこあるんですけど…。

いやだってそもそもGLIM SPANKY持ってきた時点でもう私が負けることは分かりきってたんですよ、でもそんなに殴らなくたっていいじゃないか…息抜きをさせてくれ…。 

バチクソ大人チックにスタンドマイクを持って、バチクソイケメンな顔面で「天使だって羽を脱ぎたいの」って歌うんですよ?よくあの現場のオタク死ななかったな。大丈夫?生きてる?絶対死んだでしょ。弔ってはやんないぞ羨ましいから。

「春の夜の悪魔」になってる推しが見たいオタク一億四千万人いるし、悪魔が踊らせたみんなを置き去りにして夜明けと共に消える春の幻に惑わされるオタクは三億五千万人ぐらいいる。悪魔じゃなくてほんとは春の幻だったとかそんなん、な、なに…?私はどうしたらいいの…?石油掘り当ててくればいいんですか…?

そんでさ~~またあの演出がさ~~~無理よりの無理じゃん???髪かきあげるあーりんちゃんはオタクが見た幻じゃないよね?ネイルが美しい小指をこめかみに当ててまなこを輝かせながら歌うれにちゃん美しき悪魔だよね???わかる。

いっぱいいっぱい語りたいところがありすぎてキャパシティ超える状態なんだけど、とりあえず最高ということだけは記しておく。記さずとも分かるけれど。

 

Sweet WandererはそれこそCMでも御馴染みなので可愛いことなど1000も承知の助だったんですけど、改めてやっぱももクロさんたち可愛いし大人になったな~~!きれいだな~~~!!!車のCM出れちゃうんだもんな~~!!!!

「今日は頑張らなくていいから どこまでも自由にいこう」と優しく言ってくれるのも大好きなんだけど、「明日頑張る君のために どこまでも自由にいこう」といってくれるあなたたちがやっぱり大好きだな。

頑張らなくていい、って言ったって、どうしたって明日も頑張っちゃうわけで、でもそれすら分かってくれる、「私のために歌ってくれる」と思わせてくれるアイドルとても好きだ。だからまた頑張れる。そしてまた会いに行く。あっ循環…!

つくづくももクロさんの楽曲は強くて、それと同じくらい愛があるなあと思いました。

 

天国のでたらめ

summersm.hatenablog.com

こういうことです。

アルバムとしていうのなら、「魂のたべもの」とこの「天国のでたらめ」が一緒になってるのは単純にヤバいなあと思います。フルボッコ。顔面は崩壊する。目がパンパン。無理。

相変わらずすごい曲ですね。志摩先生お元気ですか。お中元を贈りたいです。

 

The Showは、まさにエンディングに相応しい一曲でした。古い8ミリフィルム特有のノイズと古ぼけた映像の中、紙吹雪舞い散る舞台上に笑顔で立つ4人とダンサーさんたち、という情景が浮かぶような、そんなすばらしい楽曲。

実際ライブの方でもまさにエンディング!と言った演出で、大団円、という言葉がこの上なく似合う、素敵な終わりでした。

「くじけそうになるけれど 本当はこわいけど 平気な振りして考えすぎず 人生というショー 楽しみましょう」

一貫して伝えてくれていることであり、彼女たちはずっとそうである。と改めて思わされたこの一曲は、つまるところこの一文に集約されているような気がします。

戸惑い、恐れ、悲しさ、悔しさ。そういう『弱さ』があることを受け入れて、それでもすべて抱えて、君とこのショー(人生)を楽しんでいたいんだ。

ももクロさんが魅せてくれるショーの観客は本当に幸せだなあと、つくづく思います。

 

長短差はあれど、全部の楽曲を浚って、そして改めて思ったのは、このアルバムは本当にいいアルバムだなあということ。

10周年、5枚目という記念すべき数が重なり、タイミング的にもベストを出したっていいと思う。

だけど彼女たちはまったく新しいアルバムを引っさげ、高らかにうたう。「ショーを楽しもう」と、本当に楽しそうにうたいおどる。

幻想だといわれようと、私は確かに彼女たちが「自ら選んだアイドルという道を信じ、愛し、楽しんでいる」姿をこのアルバムを通して見たのだ。

アイドルは偶像である。私が見ているのは、彼女たち、そして彼らがその命でもって創り出した「アイドル」だ。

だけど、だからこそ、それは「本物」だと信じている。彼女たちは生きている。オタクが照らし出す光のまんなかで、ここが居場所なんだと笑ってくれている。

どんな未来があろうと、ずっとずっと強く進む、という意思を確かに感じた、そんな最高のアルバムだった。

 

いつもいつも、楽しませてくれてありがとう。本当に素敵でした。10周年おめでとう、今年の11周年も楽しみにしています。

 

関ジャニ∞さんも、15周年を迎えました。ライブ、楽しみです。

 

友人へ

今年も楽しもうね

 

 

追記

ごめんなさい、今年が11周年とは分かっていたんですけど、改めてみたいなところでこういった書き方をしました。すみませんでした。

新しい未来を迎える今、古い私へ

本が好きだ。

私は漫画も雑誌もすべからく愛しているけれど、今回は小説に限った話をしようと思う。
ハードカバーの煌びやかで重厚でありがたみのある感じもとても好きだが、どちらかというと文庫本のサイズ感とつるりとした感触の方が好きだ。
帯が付いてると理由もなくテンションが上がるし、表紙にはいつも目を奪われるし、後ろにあるあらすじや解説を見るのも大好きだ。
だから本屋さんはいつだって楽しいし、目当てがなくたって行くと必ず長居してしまう。単純に、見るのが楽しいからである。
そのくせ何も買わずに出ることもままあるので、生粋の本好きとは名乗れない。ああ私の悪い癖(突然の右京さん)。


先日、仕事が少し早く片付いたので、本屋に立ち寄って文庫本を3冊購入し帰路について、疲れていたので本を読むこともせず、泥のように眠った。
仕事が忙しく、不幸自慢ではないがろくに休みが取れない状況が続いている。本を読む時間なんて取れる気配すらない。そんな暇があれば、購入した先日と同じように間違いなく布団に入って死んだように寝る(じゃあなんでブログ書いてんだよと思う人もいるだろうけど、これはもう新陳代謝のようなものと思って欲しい。悶々とした思考を文章にすることで整理がつく人間は一定数いるのだ)。
その際購入したのはエッセイと詩集と、それから小説。どれも帯がついていた。
小説の方は元々好きな作者のもので、欲しかったけど買いそびれていたものだったから即決。エッセイと詩集は私が今まで見たことの無い作者だったけれど、表紙と帯、それからタイトルがユニークで琴線に触れたので購入した。
頭の中で2000円いかんぐらいかなー、と簡易的な計算をしつつレジに向かえば、2000円と端が出た。消費税8%が頭に入ってなかったなとそこで気がつく。10%に値上げすることを思うと心底憂鬱になるけれど、計算のしやすさだけでいえば10%の方がいっそ楽だよなと思うのは私だけではないだろう。閑話休題
決して高所得者ではないし、どちらかといえば間違いなく低所得者の方に分類される身分ではあるけれど、それでも高いとは思わなかった。当たり前にその金額を支払って、ホクホクとした気持ちを抱えて書店を出た。ああ楽しかった。心からそう思った。


と、いう話を、昨日車内で後輩相手にした。たわいない世間話。の、はずだった。
いや確かにそうだったはずなのだけれど。むしろちょっと楽しみができたんだよぐらいのノリで話したのだけれど、後輩はちょっと不思議そうな声色でこう言った。

「本屋なんかもう何年も行ってないですね、見るとしても電子書籍だし。本って場所取るし、第一高いじゃないすか、ハズレだったときにショックが一際でかいっていうか。本ってなんか古いしダサくないすか?」

後輩のこの一言で、私は一気に思考の海を漂うハメになったのだ。
まあその時は私の中にあるスイッチがオンになってたので、ちょっとお叱り申しあげたけれども。…優しくしたよ???いやホントに。


音楽業界でもそうだけど、時代が急速に動いて、個人の意見ではあるが、今や「電子時代」といっても過言ではないほどに電子が主力になっていると思う。
紙やCDといった容量も容積もあるものが、「ファイル」という小さなデータとなって、大きな本棚ではなく、スマホやパソコンといった機器の中に収まるようになった。

核家族化が進み、少子高齢化も進み、高齢者若者問わず、1人で暮らしている人間が多くなったと思う。当然それに比例して、賃貸住宅の人が多くなっているはずだ。
長寿アニメのひとつである「サザエさん」のような家族は、田舎は別として早々お目にかかるものではない。
実家暮らしの方の話はここでは一旦置いておいて、余程の高所得者でない限り、賃貸住宅に住むほとんどの人が当初から向き合う問題がある。

つまりはそう、「スペース」だ。

私の住まいは大都会ではまったくないから、いわゆる四畳半とかそういう極端に狭い部屋というわけではないのだけれど、それでもやっぱりこのスペースにはいつも頭を悩ませる。どこに何を置くか、それによってまた部屋が狭くなる、いやしかし。いつもその戦いをしている。


服だって好きだし、化粧だってするし、雑貨も好きだ。食べることや飲むことも大好きで、仕事関連の物もたくさんある。恥ずかしながら我が家にはものが溢れかえっている。
そしてそれらと同じほどのスペースを、CDやDVD、それから上記で語った本たちが陣取っている。私の部屋には本棚が沢山あるのだ。それらを置くための本棚が、たくさん。そしてその本棚に空白はない。
それらに頭を悩ませることがない訳では無いけれど、滅多なことがない限り、買わなければよかったと思うことは、ない。少なくとも私は。

それを踏まえて、話を元に戻そう。
後輩と私は一貫して仕事で係わっているだけに過ぎず、プライベートで関わることは一切ない。彼がどうしようが知ったことではないし、逆もまた然りだろう。なんだったらキャットファイトを繰り広げることもままある。彼は何かにつけて私のことを否定したがる側面があるので、今回のこれもその延長線上だったのかもしれない。
そんなふうに、いつものような反論じみた物言いで放たれた言葉はしかし、確かに私の中に波紋を呼んだのだ。


電子書籍を否定する気は一切ない。
私のスマホの中には漫画アプリが入っているし、漫画ではあるが電子書籍で購入した経験もある。小説だってスマホで読むことだってある。
実際、便利で手軽だ。形のない分いくらか安いし、現実として嵩張ることも無い。1冊買っても10冊買っても、現実の本棚は空のまま。それ1台に全てが集約され、いつでもどこでもパッと好きなものを開いて読むことが出来る。なるほど文明様様だ。
音楽に至っては1曲だいたい250円、下手したらガチャガチャよりも安い。流行りの曲をお手軽に購入してダウンロード。
カップリングもなく、それ単体だけ楽しむ。推しているアーティストでなく、その1曲だけが気に入っているのなら確かにCDを買うよりよほど効率的で合理的だ。

歌い手や書き手がどれほどの思いを込めても、毎月、毎週、毎日のようにたくさんの新たな作品が一斉に画面に並ぶ。いくらかの容量にまとめられた、2次元化したファイルとなって。
膨大なデータに囲まれた世界。私はそんな生活に慣れながらも、どこか寂しさを感じずにはいられないのだ。


本屋もCDショップも、昔に比べたら激減しただろう。こんな時代だ、ある種必然とも言える。
ゴールデンボンバーがいつだったか「CDが売れないこんな世の中じゃ」という曲を出していた。嘆きと怒りと、そんな時代でもそれでもやっていくんだという覚悟のようなものが伝わってくる1曲だ、気になった方はこれを機に聴いてみてほしい。
そんな風にネタになるぐらいには、「娯楽品」が売れなくなっているのは間違いないだろう。
ちなみに私は上記ふたつとも大好きだ。店のレイアウトや陳列、オススメに記載された説明文。それぞれのコーナーの特徴。それらを見るのはとても楽しい。丁寧に作られた場所は見ているだけで尊敬に値する。見るだけで楽しい、私にとっての遊園地。いやごめんさすがにこれは盛った。でも楽しいのは事実ですハイ。

時代の需要と供給、というものがある。流行り廃りがあるように、時が進めば求めるものも変わる。当然だ。
不景気で、私のように思うように時間が取れない人はたくさんいて、モノは溢れてるけど、現実的にも心境的にもスペースがない。そんな時代に、私達はいると思う。


そんな時代でも、もとい、時代関係なく。私は本が好きだ。付け加えると、CDも同様に大好きだ。
表紙の色彩や光沢、帯のお得感、紙の匂いや手触り、ページを捲る音。終わっていく実感、読後に鳴るパタンという特有の柔らかな響き。
没頭できる内容に付随するそれらすべてを、私は愛してやまない。CDだってそうだ、ジャケットに施された創意工夫や歌詞カードだって、どれもこれも大好きだ。
時間が無くたって、いや時間が無いからこそ、それらは私を救ってくれる。食べる気力もなく、体はクタクタで眠いはずなのに眠れない日々の中で、それらは確かに私に「感情」を齎してくれた。


いつだったかこれも忘れたが、Twitterである呟きを見かけた。確か3DSのソフトだったと思うが、最近のゲームソフトには説明書がないものがあるという。ソフトに備わっているし、印刷代などの削減も多少なりとあるのだろうが、それがなくなったというのは私にとって少なからず衝撃的だった。
説明書に書かれてあるキャラクター紹介なんかを見るのが好きだった。帯が好きなのも多分似たような感覚だと思う。
そういうものが、少しずつ失われていく。それは、とても寂しい。とてもとても、寂しい。いつかは慣れると分かっているからこその感傷なのだろうけれど。

色んなものが削ぎ落とされていって、最終的に残った「完璧なモノ」とやらを、果たして私は受け入れられるのだろうか。そんなことを思う。
電子書籍が悪い訳ではもちろん無いし、オタク気質と言われればそれまでなのかもしれないが、それでも私は形あるものの方が好きだ。たくさんの作り手が係わって織り成したそれらが、私は好きでたまらない。ボロボロになったって、それごと大事にしていきたいと思っている。


そして何より否定したかった(実際反論しまくった)のは、本がダサいとかいうその意味がわからなすぎる偏見極まりない意見だ。
人生において何かを始めるというのは楽しみやドキドキ、少なからず不安が付き物だ。だけれどその分労力がいるし、口で言うほど簡単でもない。いや簡単なんだけど、決して楽ではない。

ゲームや音楽、それから本は、手軽にその「始まる楽しみ」が味わえる贅沢な嗜好品、だと私は思っている。
物語に一喜一憂して、時に教養を得て、疑問を呼び、苦悩しつつ、呑まれながら、読後に一丁前に善し悪しを考えて、それから誰かに感想を言いたくなる。SNSが発達した今は、それがきっかけで知り合える人だっている。
まさしく「心を潤してくれる、人間の生みだした文化の極み」だろう。エヴァ劇場版、複雑な心境で楽しみにしてます。


便利で手軽でたくさん収納出来る、魔法のような電子書籍ドラえもんに憧れ、ドラえもんがいる未来を夢見た子どもの頃の私は、きっとこれに目を輝かせたことだろう。
けれど、ドラえもんがいないことを知り、それでも、いつか遥か遠くの未来で実現するかもしれないと夢想する大人の私は、間違いなくたくさんの紙と人の手によって造られた本を見て生きてきた私だ。
紙の、モノの時代ではなくなりつつある今でも、それを買い続ける所存である。
「データ」は素晴らしい。だけど、それと同じくらいに、「紙」だって素晴らしいのだ。

いつ読めるかはまだ分からないけれど、3冊の本を購入したことを後悔はしていない。面白くなかったら、ちょっと悔しくはなっちゃうだろうけど。
でも、また本を買うだろう。新しい世界を知るために。始まりの楽しみを味わうために。
モノを買い、楽しむのは私の生きがいのひとつである。


この記事を見てくれたあなたへ。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
よかったら、気が向いたらでいいんで、本屋やCDショップに出向いてみてください。
きっと楽しいから。

怨嗟の声は穴に投げろ

タイトルの通りの話をします。

これは多分、飲み込んだ方が平和なんだろうし、大人なんだろうし、理性を働かせて抑えるべきなんだろう。
だけど、それでも、言わねばと心が叫びたがってるので、形にします。
これを読んで不快になる方、たくさんいらっしゃると思います。ブロック、リムーブ、すべてお好きになさってください。これはタイトル通り、私だけの怨嗟であり、怒りに過ぎません。
見るも見ないも自由です、ただただ、心情の吐露として、整理として、ここに記します。

私の職場にはいくつかの部署があり、当然それぞれ上長がいます。
私の部署の上司は幸いにもとてもいいひとです。私の話を親身になって聞いてくれるし、大倉くんが好きな彼ですが、村上くんかっこいいねってことあるごとに言ってくれる、めちゃくちゃやさしい人です。

しかし、やさしいひとがいれば、やさしくないひともいるのが世の中というもので。

他部署に、大嫌いな上司がいます。他部署と言えど接点が多く、心底関わりたくないけど話さなきゃ仕事にならない、そんな存在です。役職持ちではありませんが、私より先輩の、同性です。
嫌いになったのも本当に最近で、元々あー合わないなーという気はしていたのだけれど、なんやかんやあって、顔も見たくないレベルに陥った。向こうもそうらしい。それもいい。
嫌いは嫌いで構わないし、悪口だって好きなだけ言えばいい。こんなやつに負ける私ではない、仕事をすればそれでいい。
心の底から、そう思っていた。そう思って、仕事をしていた。

そのひとは、SMAPのファンだ。

SMAPが好きで、長いことファンだったらしく、聞けばデスクの中にはいつも写真が入っているらしい。同僚から聞いて知った。それはいい。むしろ同じアイドルファンの端くれとしてはめちゃくちゃ共感するポイントだ。
まあともかく、仕事場に持ち込むほどに、SMAPのファンだった。
だからこそ、余計に腹が立ったのだ。

先日、世間を震撼させた、嵐の休止発表。
それがきっかけで、今までひた隠しにしていた他部署のある人が、2020年までに沢山有給消化をしたいと申請し、世界一悲しいオタバレをした。
たくさんお話する機会があったわけではないけど、とてもいい人で、私が村上さんが好きと知ったその人は、たまに私宛にハイチュウをくれたりする。それがグレープ味というデキる女仕様だ。
そんないい人の健気なお願いを、その部署の上長は快く受け入れた。しんどくてもこっちでフォローしたろうねと、そんな話を部署内でしたらしい。いいことだなと他部署ながら思った。

そんないい人たちのいい話を、あれは一蹴し、それどころか、こんなことを言ったのだ。

「嵐も、関ジャニも、みんな解散すればよかったのに」

何を言われたかわからなくて、一瞬声が出なかった。理解できない、いやしたくもないけど。
頭おかしいのか?本気でそう思った。
彼女の言葉は続いた。

「休止ならまだいいじゃん、私らはもっと辛かった」
関ジャニ、仕事の枠取りすぎやろ、ほんま邪魔」

衝撃すぎて、本当に、ほんとうに、殴ってしまいそうだった。それぐらいの怒りが、私の中にあった。
だけど、こんなヤツの為に人生を棒に振りたくないから、ぐっと耐えた。ひとつだけ返した。

SMAPも、嵐も、関ジャニ∞も、ぜんぶ、自分たちで選んだんです。泣くのも喚くのも勝手だけど、自分の思い通りにならないからって、他に何もかもを押し付けるな。恨みを吐くのは自由だけど、当たらないでください」

今もはっきりと覚えている、自分の言葉。戒めだな、とも思う。

嵐のことがあってから、いろんな言葉を目にした。
とりわけ多く見たのは、この言葉だ。
「ひとりがいなくなるなら休止するのが嵐、抜けても続けていくのが関ジャニ∞。どちらも間違いではない。」
本当にそう思う。どちらも覚悟をもって選んだ答えだ。どちらがよりよい、なんてない。選んで、それを正解と呼べるまで、彼らは生きるのだろうから。

その言葉とは別に、見えたものがある。見えてしまったものが、ある。
マウントは、さみしい行為だな、と思う。
自分の方がつらかった、自分の方が苦しかった、自分の方が、自分の方が。
亡霊が、たくさんいる。少なくとも、私にはそう見えた。

推しがいなくなるつらさは、痛いほどわかる。何もする気にならなかったり、涙が止まらなかったり、あるいは泣きたくても泣けなかったり、いつまでも整理がつかなかったり。
ぜんぶ、仕方ないと思う。当然だとも思う。
だけど、それを他にぶつけていい理由には、ならないと、心底思っている。

私たちの激しい口論を耳にした他部署の人が、仲介に入ってきた。えらい騒ぎを起こしたこと、今も恥じている。すみません。
そして、その中に、嵐ファンのそのひとも、いた。
そのひとは、言った。
「迷惑をかけます、ほんとうにごめんなさい。」
そんなことを、言わせたくなかった。悔しくて悔しくて、あとでひとりで泣いた。泣いた自分も、許せはしないけど。

何が書きたいか、何が言いたいか。そんなものはない。
あるのはただ、怒りで、悔しさで、嘆きで、悲しみで、後悔で、そして虚しさだ。
だけど、この時に自分が言ったこと、思ったこと。、嵐が好きなあの人が言ったこと、そして、SMAPが好きだった、彼女が言ったこと。
全部忘れてはならないと思ったから、私はここに記す。

今更だけど、当たり前だけど、SMAPファン全員が全員こうだとか、そんなことは微塵も思っていない。
だけど、あの日あの時散見した言葉たちは、私はやっぱり、受け入れ難いなと、今も思っている。


ひとつ。言うなら。
私は、推しが倫理に反さない限り、変わらず愛していくだろう。そうでありたいと、心から、思っている。


好きになったことを恨む日は、来ないだろう。
明日も好きだ。きっと。

ももいろクローバーZの「天国のでたらめ」がえげつなかった話

こんばんは、どこかの誰かはもしかしたらお久しぶりかもしれません、夏です。

下記ではももクロさん界隈に大変お世話になりました。石投げられるかもと怯えていたわけですが、たくさん暖かいお言葉頂けて。大変うれしかったです。

summersm.hatenablog.com

 

さて、つい最近ですが、あーりんに生きあーりんに死ぬ女である友人のRTで、「天国のでたらめ」という楽曲に出会いました。

ここで前置きをしておきますが、私はこの楽曲が使用されたももクロちゃんのミュージカルは拝見しておりません。ただただ思うままに綴る楽曲自体の感想ですので悪しからず。

 

タイトルとジャケ写に惹かれ、配信元に飛んで視聴して、いきなり流れてきた「あの日描いた夢を仮に(A)として」という歌詞にぶん殴られ、即座に購入しました。

度肝抜かれました。

えっちょっとマジで?ももクロちゃんマジマジのマジで??えっやばくない???この曲すごすぎない????えっ!?!?!?!

相変わらず語彙力皆無の感想を一人でギャンギャン叫んでました。

いや、この曲えげつない。本当に。志磨遼平どうしたん??変態なん???ドがつく変態なん????サイコーですありがとう本当にありがとう。

 

何度も言うけどミュージカル未見なので完全に曲単体の超、超個人的解釈だから解釈違いは潔く回れ右してくれよな!何言われても知らねえからな!!

 

私が使用してるLISMOは10/13時点で歌詞がまだ作られてなかったので、とりあえず初見で聴きまくって歌詞解釈した。

最初の「描いた夢を仮に(A)として この未来を(B)とする」で、イコールにしてという願い。ここはまあ普通にわかる。うん。

私が最初にどーんとぶち当たったのが、「足して 引いた 欠けた 割れた」のトコ。普通の加減乗除のことかな~と思ってたらそれだけじゃあない。ネットで調べて出てきた歌詞を見てぶん殴られた。はあ…好き…。

「何度も確かめた答えだ 「まちがい」なんて言わせない きみがぼくを見つけてくれたこと」

きみがぼくを見つけてくれたことは間違い、なんて言わせない。ここに掛かってるのがまたいいよね…ここで感動してたらあとでさらにぶん殴られたのがあまりにも鮮烈に過ぎたんだけど一旦置いといて。一個。

 

「今でも踊れるさ あのエイトビートを ぼくらをまた近づけて」というのは、命の鼓動の話をしてるんかなと解釈して。ここでもう一度生まれて、また近づけてねってつまりそういう…あ~~~(脳ミソが解ける音)

ここでもまた一個。

 

「書いて 消して 芯も 折れて」のトコ、「足して 引いた 欠けた 割れた」とリズムが対比になっててイイ…となった。ここで答案用紙という言葉を用いて、その加減乗除を回収したのめっちゃ痛快。

答えが出ないものを、それでも証明する。きみと見た夢を。つまりこれ最初の(A)なんだよね…きみとぼく、繋がってほしいよ…(お前は誰なんだ?)

 

「踊る君の姿のすべてを 笑う顔も 口癖も」

踊る君の姿のすべて、きっとミュージカル見てたら普通にそういうことにつながるとは思うけど、楽曲自体で考えると「今でも踊れるさ あのエイトビート」にかかってると思うんだよね。きみの生きてる姿。そのすべて。

 

「覚えて生まれ変わるから 来世もよろしく ずっと」

ここ!!!ねえここ!!!!こっからの回収が!!!!!ねえ!!!!!!!!

文脈通りに考えたら、さっきの踊る君の~~のとこに掛かるけど、この歌詞を通して見ると、というかここで初めてサビに触れるけど、

「生まれ変わっても わかるよう ぼくを思い出せるように

 嫌になるほど見つめていてね ずっと」

にもかかってるように思える。というかいやになるほど見つめていてねずっと、という最強に最高なパワーワード考えたの誰だよ…志磨大先生だよ…すっげえよ私が権力者だったら十億ぐらい送ってたよ…。

話を戻すけど、「いやになるほど見つめていてね」ってお願いしてたぼくが、初めて「覚えて生まれ変わるから 来世もよろしく」っていうんだよ、相手に願うんじゃなく、他の誰でもない「ぼく」が「きみ」を覚えて生まれ変わるよって言ってるわけで。成長禄が一曲に…スゴいなほんとう…

 

で、こっから別の曲かのようなとんでもねえ転調か~ら~の~とんでもない怒涛の展開。

「ねえ 名前なんだっけ

 どこで会ったっけ

 いつのことだっけ

 なにをしてたっけ

 どんな顔だっけ

 どんな声だっけ

 どんな人だっけ

 どこが好きだっけ」

の後に、

「忘れないように

 忘れないように

 明日も会おうね

 約束しようね

 生まれ変わっても

 生まれ変わっても

 かわらないでいて

 見つけてあげるね」

 で終わるわけだけど。

 あまりにも伏線回収が美しすぎてなんかもう志磨さんのこと好きすぎて嫌いになりそう(?)

生まれ直して、問いかけて、そしてそれに対し願うように言葉を重ねる、ように見えるけど。

これ、一文一文繋がるんじゃないか?と勝手に解釈し、勝手に頭を抱えた。

「ねえ 名前なんだっけ」=「忘れないように」

「どこで会ったっけ」=「忘れないように」

「いつのことだっけ」=「明日も会おうね」

「なにをしてたっけ」=「約束しようね」

「どんな顔してたっけ」=「生まれ変わっても」

「どんな声してたっけ」=「生まれ変わっても」

「どんな人だっけ」=「変わらないでいて」

「どこが好きだっけ」=「見つけてあげるね」

名前やあった場所は忘れないように。いつ(時間)で明日、何をで約束しようねと明確にしたこと。顔や声が生まれ変わっても、その人そのものはどうか変わらないで。どこが好きだったか忘れても、じゃあまた見つけてあげるね。

どこが好きだっけ、は、つまりどこが好きかは忘れても、「きみが好き」は覚えている。覚えているから、生まれ変わっても「見つけてあげるね」。

一文一文として意味を成してるのに、つなげたらまた新たな意味が見つかる。オタク特有の勝手な深読みと言われればそれまでだけど、それをさせてくれるのが音楽の素敵なところだ。

 

で、このそもそもの「天国のでたらめ」というタイトルなんだけど。私は最初「でたらめ」というのは輪廻転生にかかってんのかな~って思った。でもそうすると「天国の」が成立しない。

それを友人に言ったら、友人が今回のミュージカルのあらすじを教えてくれた。そして二人で導き出した。

生まれ落ちるのはガチャガチャのようにでたらめ。サイコロの出たら目。偶然の産物。ありえない奇跡。でたらめを間違いなんて言わせないし、きみと見た夢を=に、答えにして、きみとまた出会うために生まれ変わる。

「きみ」が「ぼく」を見つける、でたらめのような必然。つまりそう、タイトルが楽曲のすべてを回収してたという。こんな…こんな完璧なことあるかよ…?

一見シンプルなことばかりを並べているのに、深読みすると一気に複雑な心情が描かれているようで、でもやっぱり言ってることはずっと一貫してた。答えはすべてタイトルにあった。

こんな美しく完璧な楽曲に出会えたこと、本当に嬉しく思います。

 

まとまんないまま思うままに愛のままに我がままに書きなぐったけど、単純に、この楽曲を歌うももクロちゃんの可能性無限大すぎるし進化が止まんなくて震えた。これを武者震いというのかなんなのかは分からないけれど。

 

ちょっと前の私も含め、世間様のももクロちゃんのイメージって、いわば「怪盗少女」に尽きると思うんだけど。

アイドルの強みというのは「幅」だと思っていて、例えばバンドだとその人が造りだす、一貫したものを好きになるから、それ自体はどっしり太くても、幅と言われると違う。

アイドルは色んな人が生み出す色んな色の楽曲を乗りこなせる稀有な存在で、だからこそ面白いし、だからこそ怖い。賛否は常に表裏一体。

だけど、そのアイドルど真ん中であるももクロちゃんの、「怪盗少女」から「天国のでたらめ」まで歌い踊るその幅は、きっと外野から見た方が鮮烈だ。

四角形になった彼女らは、その角をどんどんどんどん広くして行って、最終的にマルにまでなろうとしてるんじゃないのか。

マルに、円になって、転がり続けて、どこまでも進んでいく。誰も傷つけないまま、どこまでもどこまでも。

この曲最高だなと思うと同時、ももクロちゃんのこれからがまた楽しみすぎるなと感じた、そんな一曲でした。

 

長々しくダラダラ語ってごめんね、ここまで読んでくれてありがとう!

天国のでたらめ、絶賛配信中だから、みんな買ってくれよな!

あとよかったら関ジャニ∞さんの最新シングル「ここに」も聴いてみてくれよな!

 

友人へ

RTありがとよ!

推しズブートキャンプしてみた結果

タイトルの元ネタが分かる淑女あるいは紳士諸君は何人いるのか気になるところではあるけれど。

 

そんなこんなで生きてます、夏です。夏というハンドルネームです。

そのハンドルネーム夏こと私はですね、この夏、めっっちゃ太りまして。めっっちゃです。めっっちゃ。ホリデーって頭に思い浮かんだあなたは私と通りすがりハイタッチしようね。

 

どのくらい太ったかというと、まあざっくり10kg近く太りました。ええ、太りましたね。太りましたよ。太りましたとも。

いやあれだよ、夏の間で一気にではないよ!?さすがに!?!?…でも一年も経ってない。うん、はい、太りましたともさ。

思い返せば暴飲暴食を繰り返していた記憶ばかりが蘇る。友人によく「めっちゃ食べるな~(笑)」って言われ、「いやいやそこまででもないよ~(笑)」なんてやりとりをしていた私を今すぐ殴りに行きたい。お前ほんまええ加減にせえよボケコラと胸ぐらをつかみたい。できないから余計憎たらしい。なんでそんなに食べるんだよ、それ全部贅肉になるんだからな気づけよ…気づかないからこんなになったんだなハイハイ知ってる知ってる。

 

体重計に乗った時、冗談でもなんでもなく血の気が引きました。「嘘でしょ…?」と呟いてみても、一人暮らしの寂しい女に返事をしてくれる誰かはいない。猫が乗ってんのかなって振り向いたけど乗ってない。飼ってないもの。飼いたいけど。

 

正直元々ぽっちゃりとした体系ではあるのですが、これはガチでやばいとさすがに思いました。その時点の私は翌月にライブを控え、人生最大の推したちと待ち合わせの約束をしていたから。

 

こんなぶくぶくのだらしねえ身体で推しに会いに行くのか?内なる自分が問いかけてきました。我は汝、汝は我と。

そして、私はすぐさま答えました。

痩せます、と。

 

思い立ったが吉日、まずは食べる量を減らそうと努力してみました。大好きなご飯を減らし、おやつは食べず、なるたけ規則正しく食べる。当たり前のことから始めてみようと。

結論から言うと、初日から無理でした。

まず仕事の関係でお菓子を食い、そもそも昼を抜き、夜も抜いたり、でも食べれる時は限界まで食べる。おなかすいてるし。そして飲む。何を?酒に決まってるじゃないですか。疲れてる社会人、飲むよね~~~~~~~~~!!!!!!

まあ無理だった。いや薄々分かってたけど。でもやる気はあった。すぐ挫折したけど。

 

次に取り組んだのはバランスボール。村上さんが大得意なバランスボール。成り行きで上司から頂いたそれをその日の夜早速膨らませ、箱に記載された運動を一通りやりました。6通りの運動×それぞれ5分ずつ、計30分。バランスボールに乗りながら腕立て伏せ、腹筋、スクワット、体幹レーニングetc。

推しの曲を励みにしながら行ったこれは確かにきつかったんだけど、なんというか…あんまり効いてる実感がなかった。しんどかったけど、毎日体重計に乗っても、0.5kgの進歩しかなかった。それ排泄物だしたからじゃね?と思ったそこのあなた、口を慎みなさい。

ともかく、ご飯の量は変わってないのにと、私はしょんぼりした。

ゆっくりやっていく方がリバウンド少ないから。太りにくくなるから。そう言い聞かせてみても、やっぱり結果が出ないとやる気が出ない。私は結果を支えに頑張るタイプだから、余計に挫けた。

 

走ろうかなと思ったけど、近所に職場の人間がわんさかいるから中々どうしてやり辛い。じゃあ高いトレーニング器具買って家でやるか?そんなスペースはうちにはない。

さて、どうやって痩せようかと悩みに悩んで、私はひとつの方法にたどり着きました。

 

関ジャニ∞のLIVEDVD見ながらひたすらがむしゃらに運動すればよくね?」と。

 

私はすぐに棚にあるDVDを引っ張り出し、再生すると同時にマットの上で足踏みを始めました。別になんの器具もないし、特別変わった動きもしない。腿を90度ぐらいまでしっかりあげて、腕もぶんぶん振り上げて、ひたすらその場で足踏み。これを30分強。慣れてきたころに腕にリストウェイト、腕に巻くタイプの重りをつけてみて、徐々に時間を伸ばして。

 

するとどうでしょう、以前じんわりと掻く程度だった汗はあっという間に滝に変わり、お前サウナでも入ったんか状態に。

なんかこれいけんちゃう!?!?って思いながら、とりあえずそれを一週間続けました。

 

体重計に乗ると、なんと-1.5kg!

すげえ結果出てる!!!!!(あくまで個人の感想です)

食べる量も別に変えてないし、お酒だって飲んでる。ただ足踏みするだけで、こんなに減るのかと愕然としました。いやまあちょこちょこスクワットとかはさんだけど、おおむね足踏みだけです。

 

もしかしたら私だけなのかもしれないけど、推しが画面に映るたびに無意識にダレていた動きがしゃんとするんです。鈍くなってきた身体に鞭が打たれる感じ。私の場合、村上さんが出るたびに「アッハイ!!!オッシャオラァ!!」と叫びながら再び腿をしっかりあげ、腕をぶんぶん振り回しました。リズムに乗りやすい曲は楽しいし。

 

目標体重にはまだまだ達していないし、ライブももうすぐなんだけど、とりあえずやれることはやりたい。関ジャニ∞さんたちに恥じない私でありたい。わがままボディで会いたくない。引き締めて会いたい、身も心も。

 

ということで、下手になんかダイエット器具とか買おうとしてる皆さん!!!運動するならね!!!推しのDVD流すと良いよ!!!!っていうだけのなんの面白みもないただのブログでした!見てくれてサンキュー!またね~!

渇いた花でありたい

今はもう泣きはしないけど。

 

怒涛の一週間が終わりました。

4月の15日からこの日まで、長かったようで、やっぱりあっという間だった。分かったつもりで分かってなかったって嫌というほど思い知って、現実を知って、そうして7月8日まで来た。

今日はもう7月の13日。あれからもう5日も経った。13日の金曜日だけど、別になんてことはない。ジェイソンは来ないし、私はこうしてブログを書いている。関ジャニ∞さんが大好きな、五体満足の私のまま、こうしてブログを書いている。今日も良き日だ。これは蛇足。

 

どんな一週間だったかと聞かれたら、すぐさま私はこう答える。

「この上なくしんどくて、でもこの上なく関ジャニ∞さんたちを好きだと実感した、泣きに泣いた一週間だった」と。

どの番組もばかみたいに愛にあふれてて、その度に泣かされて、笑って、やっぱり泣いた。この辺の感想を綴っていると収集がつかなくなるから書かないけど、改めて、各テレビ局、番組スタッフさん、本当にありがとうございました。

 

色んな番組で、あの人は涙をこらえていた。きっと自分が泣くのはおかしいと思っていたのだろうし、実際あの人がもしもその一線を越えてしまったら、きっと私は怒っただろう。

今からあんたは何よりも愛している彼らから身を離して、たったひとりで自分の道を歩むんだぞ。希望と野心とエネルギーに満ちてないでどうするんだ。負けるなよ!

多分、そう怒っただろう。実際あの人は泣きやしなかったし、ずっと笑っていてくれたから、そんな言葉は一生吐く機会はなかったし、そもそもほんとに怒るのかどうかすら分からないままなのだけれど。それでいい。それがいい。

 

今日、まあ正しくは昨日なんだけど、彼らのブログ、レンジャーを読んだ。色んな言葉があって、色んな思いがそこには綴られていた。

 

すばるさん。最後の最後で、多分一生目にすることはなかったであろう言葉をつづってくれて、涙が出た。写真、ずるいよ。最後の最後まで、あなたのことが大好きで、そんなあなたは関ジャニ∞を愛してるんだって、最後の最後で伝えないでよ。うそ、ありがとう。

錦戸さん。思ったことをそのまま語ってくれて、救われた。訥々と書かれるそれらから、あなたのまっすぐな思いが痛いほど伝わった。永遠なんてないという言葉がかなしかったけど、今を生きる意志を伝えてくれたから、それでいいんだと思ったよ。走る限り、ついていくよ。

丸山さん。優しい言葉で寄り添いながらも歩いて行ってくれる宣言をしてくれて、嬉しかった。肝心なところは少しも見せないで、ただただ私たちにアイドルとしてのありのままを見せてくれるその強さと優しさに、私はこれからも救われるんだろうね。

安田さん。勝ちに行くんだと言ってくれて、それでこそと思った。あえてありのままを綴ってくれて、ありがとうとしか言えなかった。正直、発表があってから、あなたを見ると涙が止まらなかった。だけど、あなたの言葉で、絶対に見届けるんだって思えたよ。あなたがその赤を巡らせて生き抜くさまを、この目でずっと見たいよ。ずっと。

大倉さん。見なくてもいい、という言葉に思わず笑みがこぼれた。だってあなた、そんなさらっとした言葉で、はっきりと上り続ける意志を表すって、もう本当に最高だ。あなたのさらりとした言葉や態度の裏側にいつもあるぐつぐつとした野心や負けん気に、私はいつもいつも衝撃を受け、そしていつもいつも助けられている。あなたがいるなら、関ジャニ∞の帆は破れないし、翳した刀は折れることなく輝くんだろう。

村上さん。私のいっとうすきなひと。何も言わず、ただただ前に進む意志を見せてくれて、それでいいよと心から思った。でも、七人の集大成という言葉の中に、たくさんのものがあるんだろう。周囲の方への感謝の言葉は、嘘偽りないそれなんだろう。楽しい時間をあなたが作るというなら、私は絶対に楽しむから、どうかあなたも楽しいと、今が楽しいと、ほんの少しでも思っていてほしい。オタクの願いで、傲慢だ。

横山さん。負けてられないと言ってくれて、背筋が伸びた。あなたのすばるさんへの言葉はずっと、ずっとずっと「友だち」だったね。私は村上さんを推す女だから、村上さんを中心としてものを考えるけど。あなたとすばるさんにしかない、どこまでも何よりも男くさい「友情」が、私はたまらなく眩しく見えたし、とてもとても好きだったよ。これからも。

 

あなたたちが私たちに見せたいものを見たいと、心から思う。

私は関ジャニ∞さんが好きだ。前のブログでも言ったけど、私が好きになったのは7人の関ジャニ∞さんだ。それは一生変わらないし、変える気も毛頭ない。

だけどそれと同じくらい、いやそれ以上に、6人の関ジャニ∞さんを好きだと、あいしていると胸を張って言える日が来るようにと、心から思っている。絶対来る。そう信じている。

だって私が好きになった男たちは、あんなにも強くてかっこよくてかわいくてすごいんだから。絶対大丈夫だ。

 

あとちょっとでツアーが始まりますね。私のスタートは大阪から。色んな気持ちはあるけど、全部飲みこんで、食いしばって、「楽しみだね」と笑って言いたい。

そして願わくば、ライブが終わった後、このブログを書いたことを恥じたい。「心配して損した!!関ジャニ∞さん、めっちゃくちゃ大好きだ!」って、泣きながら笑って言いたい。だいすきなともだちと、焼き肉を食らいながら。

 

関ジャニ∞の赤色、渋谷すばるさんへ。

21年間、アイドルとして生きてくれてありがとう。14年間、関ジャニ∞として、私たちに力をくれてありがとう。

あなたを生きてと言ってくれて、本当にありがとう。

だから今度は、あなた自身が、あなたを生きてね。長生きして、それこそ、初老になって、本物のおじいちゃんになって、私の知らないところで、ばかみたいな話をして、ばかみたいに笑っててください。その時はもちろん7人で。

 

関ジャニ∞さんへ。

だいすきです。これまでも。そして、これからも。

関ジャニ∞を推す女がももクロさんのライブに行った話

勝手に言わせてもらいます。

私は関ジャニ∞に、とりわけ村上信五さんに心を捧げている女です。バンドも好きで、ライブにはちょこちょこ行く程度。アイドルのコンサートは関ジャニ∞さんが初めてで、それ以外に行ったことはありませんでした。そしてこの先も、恐らくないんじゃないかなーとも、その時まで思ってました。

2月頃、関ジャニ∞を通じて仲良くなった友人から、お誘いを受けました。
ももクロ10周年のライブが今度あるんだけど、一緒に行かないか」
私はその時、単純に楽しそうだから行きたいなと、そして彼女がこんなにも愛している彼女らの姿を見てみたいなという、そんな気持ちで快諾しました。

楽しみだなー、関ジャニ∞のライブもあるしなー!なんて思っていた矢先。それは起こりました。
4月の15日。私が愛している関ジャニ∞のメンバーのひとりである、赤色を担う渋谷すばるの事務所退所が発表されました。絶対だと思っていた存在が、絶対じゃなくなった、なくなってしまった瞬間。ここら辺のあれそれは前記事で散々喚いたので割愛する。

悲しみにくれて悔しさに埋もれて、涙に濡れ嗚咽を漏らしながら、それでも、大好きで愛してやまない彼らが彼らとして進んでいくなら、推していくしかないんだと無理やり言い聞かせてきた日々。
そんな最中、5月23日。ももクロちゃんの東京ドームライブに、友人とともに参加しました。
誘ってきた彼女はあーりんに生きあーりんに死ぬ女だったので、私はその女のあーりんTシャツ(顔面がプリントされたやつだった。着るのが少し申し訳なかった)を着て、ライブに挑みました。

序盤は正直、疎外感でいっぱいでした。言い訳にはなるけれど、仕事が立て込んでいてろくな予習も出来ておらず、合いの手もまったくできない。曲もうろうろばかりか知らないものすらある。
多分ももクロファンの方、モノノフさんからしたら舌打ち物なぐらいにボロボロ。彼女らを見るより合いの手の把握に神経使っていたと思う。
いやももクロファンの統率何??あれって普通なの??やばない???メンバーが近くに来たら一斉にペンラの色をメンカラにする気配りと素早さは誇っていい。かっこよかったし素敵だった。閑話休題

ライブが進んでいくうち、私はどんどん彼女らのパフォーマンスとエネルギーに呑まれていった。全員顔がいい。なにせ顔がいい。歌もうまくてダンスも素敵。女子ドルやっばいめっちゃかわいい!!!と語彙力皆無の感想をやたらと繰り返していた気がする。
曲名がいまいち分かってないし、アホだからセトリ把握もできてないのでなんの曲か未だにわかってないんだけれど、ももクロちゃんの曲は全体的に戦闘力が高くてとても好き。
「吠えろ」「行け」「進め」
断片的に覚えている、それぞれの曲の歌詞。このワードを声高らかに、かつキラキラと歌える彼女たちの気高さに震えた。すごいすごいと、そればかり思った。

(あと蝶野さん出てきた時の彼女らのかわいさとか、近くにいたおじさんたちの湧きようとか、しげるさんが出てきてみんなで一緒に歌うのはまあいいにしてもなんでアレンジが効いた歌い方すらできるんだよとか色々思ったことは覚えてる)

そして迎えたライブ終盤。彼女たちの、彼女たちだけが紡げる言葉がはじまった。
どうやってもポンコツなもんできちんと全部覚えてるかと言われるとあれなんだけど、最初れにちゃんが泣き始めたとこから私の涙腺が緩み始めた。
れにちゃんの言葉はひたすら素直にまっすぐに私に届いた。人前に立つのが得意でないと言った彼女に「笑顔が1番れにちゃん!」と鼓舞するオタクたちのエピソードを後に聞いてもっかい泣いた。

あーりんちゃんの言葉で、完全に私の涙腺はぶっ壊れた。
とんでもなく失礼な話だと分かってるから石投げられても仕方ねえなとは思うけど、冒頭の通りなので好きに書く。
あーりんちゃんの、辞めていった子たちが羨ましいと思うような私たちでありたいという言葉の強さに、彼女の前を向いて歩く決意の尊さに、私の心はぐしゃぐしゃになった。それを言葉にしてくれる彼女たちを推しているオタク、何よりの誇りだなあと終わったあとに思った。そん時は泣いてたから泣いてたけど。いやほんとシャレにならんぐらい泣いてた。周りのももクロファンがあとから見たら「なんで?」って言うぐらいには泣いてたし泣きすぎて噎せて咳き込んだほんとごめん。
あーりんちゃんはてっぺんからつま先まで決して揺るぎないアイドルで、光の中に立ち続けるももクロの桃色を背負う子なんだなと、そんなことを思った。

詩織ちゃんの、「この4人でここに立っていることは必然だったんだろうなと思います」という言葉があまりにもうつくしくてかなしくて格好よかった。
私は「みんなの妹しおりん」を見てないからそこは分からないけれど、かわいいのはわかるんだけど、だけど彼女は間違いなくももクロの若大将なんだとびりびり伝わった。
色んなことがたくさんあったけど、今になったから今がある。自分たちの道のり全てをきちんと見て、受け入れて、また明日に進む強さを魅せてくれた彼女の黄色は、光り輝いていた。

百田夏菜子は世界を抱く女というのが私の中にあって、まあ今もあるんですけど、そんな彼女が最後に見せた、別れ道に惑う女の子の弱さ。その弱さすらも強さに変えて、泣きながら、声を震わせながらそれでも言葉をつむぎ、改めて、自分の言葉で「ついてこい!」と叫んだ彼女は間違いなくももいろクローバーZのリーダーで、絶対的な赤色なんだなと死ぬほど泣きながら思った。
笑顔の先が私たちじゃなくてもいいけれど、できたらその笑顔の理由が私たちであればいい。それを言うのが東京ドームを埋めるアイドル。神話か?ももクロ不敗神話か?ほんとにほんとにほんっとうにすごい。

とんでもなく失礼だしともすれば喧嘩売ってるかと思われてもしゃーないんですけど、やっぱりどうしたって重ねてしまって。
でも、重なったからこそ、勇気をもらった。力をもらった。誤魔化してたけどほんとはずっとガス欠になってた心に、強制的に希望という名のエネルギーを注入された。オタクとしての私が、間違いなく生き返った。大げさでもなんでもなく、生きる希望をもらった。
この子たちがこんなにも強く進もうとしていて、それを推すオタクたちが強く追いかけていこうとしていて、どうして私は立ち止まったままでいられる?負けたくない。挫けてたまるかこんな所で。絶対に推してやる、私は関ジャニ∞を心の底から愛しているんだ地の果てまで追うわ!!!
と、なりました。

多分私の心臓は今のとこ、そしてきっとこれからも、関ジャニ∞さんに捧げているから、ももクロちゃんの沼に頭の先から浸かることはないんだけれど。でも、どうしたって挫けてしまいそうになった時、きっとそこに立ち続けてくれているであろうももクロさんに、また会いたいと思いました。
進む道は違うけれど、推しの強さに恥じないオタクでありたいよなあと、勝手に思いました。
そして奇しくも同日にコンサートの当落発表がありまして。ありがたいことに、無事は入れることになりました。渋谷すばるがいない、6人体制となる、初めてのコンサートです。
私は、胸を張って、最大の推しである村上信五さんの紫を纏って挑みます。力と勇気をもらったから。

ももクロちゃんにたくさんたくさん助けられました。本当に本当にありがとう。あなたたちの進む道が、どんなに険しく厳しいものだったとしても、4つのダイヤモンドで幸せを描けるあなたたちならと、心の底から思っています。

友人へ
連れて行ってくれて、本当にありがとう。これからも。