どうか今は笑ってくれないか

なるようになるって!

ももクロさんの「祝典」めっちゃ楽しかった

めっちゃよかった…。


初めましての方、あるいはお久しぶりの方、どうもこんにちは、夏です。
先日6月20日、あーりんに生きあーりんに死ぬ女さんのお誘いでももクロさんの「祝典」LIVEに参加させて頂きました。
ももクロさんのLIVEに参戦するのは2度目になりますが(前回はこちら関ジャニ∞を推す女がももクロさんのライブに行った話 - どうか今は笑ってくれないか
)、今回はきちんと予習をすることが出来たので、ワクワクしながら赴いたわけだったのですが。

むっっっっちゃ楽しかった…。

思い出はアツいうちに書けというありがたいお言葉もあることですし(?)、例のごとく愛のままにわがままに感想を綴りたいと思います。
ももクロさんのオタク、いわゆるモノノフではない人間の感想になりますし、とにかく楽しくてだいぶ記憶飛んでるところもあるので、「そういうことじゃねーんだよ!!」「ちげーんだよ!!」ってことも余裕で書くと思うんですけど、嫌なら回れ右してね。


1番最初に感じたことは、「私たちは祝典の参加者なんだ」ということ。
当たり前だと思うよね、だって「祝典」ライブなわけだし。
でもそういうことじゃなく、本当に、「祝典」だった。祝うために赴いて、祝うために参列して、儀が始まって。指示通りの動きをして、おめでとうだったりありがとうの気持ちをペンライトに勝手に込めて参加する。
最初の厳かでどこか物々しい空気感も相まって、ッシャオラ始まったァ!!!というより、只今より開始致します、みたいな。この違いわかる?わかって。


その空気感の中でPLAY!からスタートするの、マッジで鳥肌たった。
まあいつもの如くの歌詞言及から始まるんですけど、初っ端から
「進行形の線を引いた空間を抜けて次元を超えていくように 周波数をスワイプでトリップ ゲームを続けよう」
なワケですよ、つまり我々その時点で亜空間に来たワケですよ、あっそういえば最初「現実を忘れて」って言われましたねそういうことですね…なワケ、もう狂うじゃん??
「ねえちゃんと見てる? そこ 離れていても分かるから」
1階席から3階席まで全員逃す気がまるでねえ、こんなこと言われて余所見なんかしてらんないよね…わかる…

とか思ってたら
「色んな人に出会う旅をしたんだ めいっぱいの壁と闘い 今日集まってる
止まったりしない」
「どんな選択肢を選んでも 経験値はたどり着くことを知っている」

えっ………むりなんですけど………
これ、ももクロさんのことでももちろんあるし、すべての人間のことでもあるなってびりびりするくらい思った。
LIVEに行くたびにさ、みんな旅をしてるわけじゃん。その度に、あるいはそこにたどり着くまでにめいっぱい現実という壁と闘って、今ここに集まってる。止まったりせずに、ずっと。
「どんな選択肢を選んでも経験値はたどり着くことを知っている」、な、なに?日本語の頂点?
ももクロさんがももクロさんとして舞台に立ちこの歌詞うたうの、ほんとに無理でしょ。無理な気持ちをなんとか言葉にしようとしたけど無理だわ、この歌詞を前にして尽くせる言葉ない。彼女たちを見ろ、ただそれだけでいいのよな…やばい…

「解放するゲートはひとつ welcome to 次なる世界」に今我々来たし目の前にあるんよ やばじゃん ここは夢と現実の狭間じゃん…

待ってPLAY!ですでに長いんだけどどうしたらいい?続けます。


ダンシングタンク好きなオタク手を挙げハーーーーーーイ!!!!!!!!
トップオブザ最高、トップオブザ最高。以上QEDなんよ。メンバーそれぞれのオタクを殺しにかかっとった。
れにちゃんに興奮しなかったオタクおらんし、しおりちゃんにメンタル的スタオベしなかったオタクおらんし、あーりんちゃんにひれ伏さんかったオタクおらんし、かなこちゃんに抱かれんかったオタクおらんのよ。あの時あの場にいた全オタク、ももクロのオンナにされた。私がようじょだったら初恋奪われてた。正直あと1000000000000回やってほしい。


MYSTERION、とりあえずヒプマイ好きなオタクさん全員聴いたらいいと思うよ。うん。私も大好きです。
いやでも、真面目にMYSTERIONでこのライブ1つ目のターニングポイント迎えたよね。「参加者」から「当事者」になった感じというか。
「未完成の物語に 君が命吹き込むんだ」とオレンジ色のペンライト、つまりそういうことなんかなって。会場が一体になる瞬間、ここから始まる。ここで私は「始まった!!!!」って思いましたね。キネマ倶楽部でいうRoad Showみたいな。相変わらず激重歌詞をそうと思わせず歌いますよねももクロさんは…


余興・饌の儀で満漢全席から始まるの、良〜〜〜〜〜〜!みんな可愛かった…果てしなく可愛かった…。
でもあれ、なんとなく非現実的な感じがしたね。みんなが明るく楽しく歌い踊ってる中で、チャイナ服着た人達が無感情で淡々と席を片付けていく様、なんだかちぐはぐというか、まるで別々の存在のような印象を受けた。
というような話を友人としてたら、「あれはもう既に異世界なんだよ(意訳要約)」と言われて、な、納得〜!!ってなった。どこまで計算なんだろ、ももクロ陣営さんみんなこわい…すき…


BUTTOBI!桃太郎電鉄とのコラボと聞き、すんげー!ってなりました。かわいい。前山田の健一うじ、タイアップ熟すの本当にお上手ね。桃鉄×ももクロさんむっちゃ可愛いし、なんか分からんけどバックダンサーに桃鉄キャラ見えた。キングボンビーめっちゃ楽しそうに踊ってた。


ショービズ大好き芸人なんですけど、生のショービズむっっっっちゃよかった。
でもさあ、あれね、誰かを好きで現場に赴いていたオタク全員に刺さる歌だ。

「みんなで集まることさえもFantastic
そんな気づきだってあるから悪いこともlovely」
「言葉なくなっても君と鳴らしたいタンバリン」

誰もが苦しい思いして、あの時まで確かに特別だと思ってしまっていたのに、やっぱり当たり前のように甘受していたすべてが本当は当たり前じゃなかったと気づいて、そんな中で今この場で集まったことがある。そう思えたから今までを愛しく思える。
ああ〜すきだ〜(大の字)

「後悔 願い 迷いと期待 全部まとめて繋ぐ未来へ
自分へ
最高の賛辞を」

もうショービズの歌詞みんなで音読せん??抜粋したけどもう全部言いたいくらい全部やばやん。もう見て。みんなでショービズ聴こ。


HAND、聴いた瞬間「太田胃散!!」ってなったんだけど、なんていうか、この曲が太田胃散のタイアップであることがすごいな〜って思った。
頑張りすぎなくていいよ、って終始背中撫でてくれるようなおだやかさがあるじゃない。私自身は正直丈夫すぎてあんまお薬に頼らない生活してるんですけど、それでも太田胃散のイメージ爆上がりしたよね。次なんか買う時は太田胃散だよ。
「自分らしくの代償と不安ばっかりが時と共に増えても 私は私にしかなれないの 最初から知ってたはずでしょ」
のところ本当に好きです。決めるのも受け入れるのも全部自分だからこそ、自分に優しくしてね。なんとなくそんなふうに聞こえて、好きだなあと思いました。


momo、やばくなかったですか?いやごめん、ヤバくないわけなかったよね。
誓約の儀でmomoから始まるの、もうそういう事じゃん。
ごめんなさい、momoに関しては語る言葉を持たないです。私の語彙力ではとても無理です。はいみんな歌詞開いて〜。無理がそこにあるよ〜。

希望と絶望は表裏一体ってさ、よく言うけど、そうじゃなくてさ。
絶望は死と等しく誰の心にも生まれる感情だと、少なくとも私は思っていて、時として笑っちゃうぐらい一瞬で心の全てを巣食ってくるじゃない。そのまま立ち上がれなくなっちゃうことだって決して少なくない。
そんな中で、そんなふうに簡単に絶望できてしまうこの現世で、彼女たちは進むことを選んだ。歌うことを選び、あいを歌うことを選んだ。momoと誓った。
それがなんでかって、まだ見ぬ絶望する誰かのためで、今目の前にいるオタクのためじゃんか。
ぜんぶ愛じゃんか………………………………………
momo、ほんとうに、なんていうか。すごい。すごいね。
いいなあ。


なんとなく最低の日々、タイトルからして好きが溢れてたんですけど、聴いた時マジで呻いた。
2022年を生きる全ての学生ないし社会人に刺さる歌だよ…。
momoと同じで、語る言葉を持たないんですが、それでも無粋を承知で言うなら
「なんとなく最低な日々 それでもなんとなく続いていく なんとなく最低な日々 それでも光を探している」
「今を手繰り寄せていくことが難しい時代さ
立ち枯れた白い向日葵のグロテスクを何にも例えないで歌ってみる」
「どんなときも どんなときも それが美しさだと思うから!」
「どれだけ捉えどころのない様相でも切り取ってみせるよ!」
目眩した。それが美しさなんだって。切り取ってみせるんだって。
そんじゃあ生きてみるかってなるよ。なったよ。
前にも似たようなこと言ったけど、ももクロさんのこの、超巨大な生命エネルギーを全力で発してオタクにぶつける所業、圧巻だよ。もはや祈祷の類じゃない?そういやなんか右肩軽くなった気がする。10回お医者さんにかかるより1回ももクロさんのLIVE行った方がいい気すらしてきた


今回の涙ちょろりタイムこと孤独の中で鳴るbeatっ!からの手紙だったワケですが。
隣で踊り狂っていた女より、「お前絶対あそこで泣くと思ってたらほんとに泣いたからマジでウケた」と言われ恥ずかしいやらムカつくやらで複雑でした。オタク頭の片隅常に冷静なのやめーや。
祝典、参加者から当事者に変わったって言ったじゃんか。その最たる、当事者であった曲がこの孤独の中で鳴るbeatっ!だと思うんだ。
こんな時に、こんな時代に、「大丈夫さ 大丈夫って お疲れ様って君がくれた言葉だよ」
「君がくれた弱さがほら 強く僕の中で生きているよ」
ってさ そんなん泣くしかなくない?私悪くなくない??まあ確かに周り見たら私しか泣いてなかったけどさ……


からの手紙ですよ、眉村ちあきさんにお中元を贈らねばならない
涙止まらんくて記憶があれでそれなんですけど、それでも、
「積み重ねてきたものこそが僕だ」「恐れ嘆き踏み出せずにいる僕だ」「わかる わかる 気持ちが分かる」
「だから僕が抱きしめに行くよ」
「またここで会おう」
震えながらペンラ振りましたよええ 光ってないペンラを ももクロさんからのラブレター、受け取っちまったからよ…
むっちゃしんどかった 言っときますけど私普段涙脆くないんで!!!!ももクロさんのライブが感情狂わせてくるだけなんで!!!!!そこんとこ覚えといてね!!!!!!


また逢う日までで閉まるライブ、「祝典」の締めくくりとして100点満点中100000000000点満点じゃない?すべての答えここにあったし、また逢う日までなんとなく頑張って生きようってなりましたよね。体疲れたけどココロ元気みたいな ココロオドルみたいな
心が何かを話す日を夢見れる明日はきっと希望だと思うよ


レディメイも走れ!も聴けて最高だったな〜〜


祝典はさあ、おめでとうとありがとうに溢れていたんだけど、それ以上に、ももクロさんが如何にして次なる世界へ向かおうとしているか、誰に何を届けようとしているのかを如実に感じるアルバムで、LIVEだったと思う。
「あの時がよかったよね」じゃなくて、「いつだって今が最高」で、それを高らかに歌って、オタクもそれを感じて、信じるからこそ、また明日を望む。決して止まらない。
どんなに背負うものが重くても、彼女たちは自分たちが鍛え続けた足でどこまでも走り、飛んでいくのだろう。いつだってめいっぱいの笑顔で、オタクにめいっぱい手を振りながら。


行けてよかったな〜って、ただひたすらに思う最高のライブでした。
MCのみんなのクソガキ具合むっちゃおもろかったし可愛かった。
また行きたいな。混ぜてくれてありがとう!!

友人へ
連れて行ってくれてありがとう。確実に認知されてると思います。